環境保全(水)

■環境省の役割

水とは

■水資源について

■水質について

飲料水、工業用水、農業用水など異なった尺度での水質が確保される必要がある。

課題:開発に伴う土砂流出による水質汚濁、水質浄化機能を有する場所の喪失による水質悪化、不透水面を流下する水により自然水が汚濁される

農地による水質汚濁問題も。

結論:水質汚濁に対応し、美しい水を維持するためには、森林や干潟、湿地の保全に取り組むとともに、水質を向上させる植物機能の利用などについても検討していく必要がある。

 

■水辺のアメニティの創造

近年の自然や環境への関心の高まりは、親水性の回復などを要望する声としてあげられ、自分たちの地域を少しでもよくしようというまちづくりの動きとも結びついて進展している。

 

 

 

■水循環の仕組み

降水と蒸発・蒸散による水の往来を基本とし、地下水の滞水や川・海などの表面流としての水の存在によって成り立っている。

■日本の状況

  • 世界的に見れば多雨国だが、地域別に見れば多雨と少雨の地域差がある
  • 河川は一般的に急勾配で短い。そのため、降水は短時間に一挙に流出しやすく、洪水の恐れが強い。その一方無降雨時には渇水になる恐れがある。
  • 近年、降水は年1mm強の割合で減少している。特に1955(昭和30)以降減少の傾向が顕著。小雨期に入った状態。
  • 近年各地で深刻な水資源不足が発生している。日々の生活を維持するためには水資源の確保が重要になる。

 

■資源としての水

循環の経路と速度が重要。

水の入る量と出る量の差を、その地域の「水保有量」あるいは「水資源賦存量」と呼ぶ。

 

水資源の保全と計画

ランドスケープデザインでは、一つのまとまりある流域を対象として下記を行う

  • 水資源保全を勘案した空間計画
  • 地形改変などによって新しく空間をつくりかえる際に新たな水資源確保のための施設をつくりだす

 

計画の視点

  1. 水系を保全した土地利用計画
  2. 保水機能の高い森林の保全・創造・維持管理
  3. 伝統的な水資源保全と新しい水源づくり

 

 

 

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